リベンジの舞台へ。。第30期女流王位戦/挑戦者決定戦「里見女流四冠が挑戦者に名乗り」
【 投了図・112手目△7一玉 】
投了図での持ち駒
▲清水女流六段: 桂、歩4
△里見女流四冠: 金、歩2
昨日行なわれました
注目の第30期女流王位戦/挑戦者決定戦
「里見香奈女流四冠-清水市代女流六段」は
上図112手までで、後手・里見女流四冠が勝利。
35手目▲4五歩。
上図での持ち駒
▲清水女流六段: なし
△里見女流四冠: なし
生粋の居飛車党・清水女流六段に対し
里見女流四冠は飛車を2筋へと振る「向かい飛車」を投入。
戦型が「対抗形」となると、清水女流六段が上図の局面で
4筋の歩を突き合わせ、積極的に仕掛けを開始します。。
92手目△4八「と」金。
上図での持ち駒
▲清水女流六段: 銀、歩
△里見女流四冠: 歩3
しかし、里見女流四冠は動じることなく
清水女流六段の仕掛けからの猛攻を丁寧に受け止めると
先手の大駒を押さえ込んでから、自らの飛車先突破に成功。
圧倒的な大差をつけ、終盤戦の幕を開きました。。
【 投了図・112手目△7一玉 】
投了図での持ち駒
▲清水女流六段: 桂、歩4
△里見女流四冠: 金、歩2
上図の局面をみて、清水女流六段は無念の投了。。
見事な完勝を飾った里見女流四冠が、マイナビ女子OPに続き
女流王位戦の挑戦権も獲得しました。
防衛を目指した前期
昇り調子の渡部愛女流二段(当時)の勢いの前に完敗。
無念のタイトル陥落となった里見女流四冠。。
らしくないミスをシリーズを通して連発し
自滅した形に終り、大いに不満の残った番勝負から一年
女流将棋の第一人者が、リベンジの舞台に姿を現します。
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そして、今期の順位戦が閉幕。。
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C級1組の「一番長い日」は白熱の決着。。
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今年の「将棋界の一番長い日」を振り返る
羽生九段は有終の白星を飾るも。。
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王将戦/第4局終局直後の感想
王将戦/第4局・一日目の所感
決戦の舞台は18年ぶりの沖縄
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藤井七段、衝撃の朝日杯2連覇達成!