第40回JT杯将棋日本シリーズ/1回戦「長手数の激戦制し、三浦九段貫禄の勝利」 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

第40回JT杯将棋日本シリーズ/1回戦「長手数の激戦制し、三浦九段貫禄の勝利」

将棋日本シリーズ公式HP

第40回JT杯プロ公式戦日程&結果

 

【 投了図・180手目△7七角成 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲藤井七段: 飛、金3、銀、桂、歩

△坂口六段: 桂、歩3

 

本日行なわれました

第40回JT杯将棋日本シリーズ/1回戦

注目の「三浦弘行九段-藤井聡太七段」は

上図180手までで、後手・三浦九段が勝利。

 

「三浦九段-藤井七段」の棋譜中継はこちら

 

 

 

20手目△8八角成。

 

上図での持ち駒

 

▲藤井九段: 歩2

△三浦九段: 角、歩2

 

戦型は「横歩取り」。

藤井七段が後手の飛車先に歩を当てて

移動を勧告した(19手目▲8七歩)、次の瞬間

三浦九段は意表の交換を敢行、激戦の幕を開きます。

 

 

【 投了図・180手目△7七角成 】

 

 

投了図での持ち駒

 

▲藤井七段: 飛、金3、銀、桂、歩

△坂口六段: 桂、歩3

 

棋界の武蔵・三浦九段の研究が炸裂した形となり

中盤以降、攻防の主導権を握りますが、藤井七段は

それでも、攻守に食らいつき勝利への執念を燃やします。。

 

しかし、上図の局面でついに

神童も力尽き、無念の投了を告げました。。

 

終局時刻は午後5時38分。

トップ棋士の意地と貫禄を見せつけた

三浦九段が堂々の2回戦進出を決めました。。