本日、藤井四段登場。。第58期王位戦7番勝負/第3局「終局直後」
本日の将棋界には神童・藤井聡太四段登場。
プロ初黒星を喫した佐々木勇気五段と同門となる
名伯楽・石田和雄九段門下の秀英・高見泰地五段と
第76期C級2組順位戦/3回戦を戦います。
両者はともに順位戦開幕2連勝中。
「菅井ショック」直後の公式戦で果たしてどのような
戦いぶりを藤井四段が見せてくれるのかも楽しみな
初手合いの好カードをぜひ、お見逃しなく。
□□□
【 投了図・137手目△7三金 】
投了図での持ち駒
▲羽生王位: 歩2
△菅井七段: 飛、角、銀、香2、歩3
昨日、決着をみました
注目の第58期王位戦7番勝負/第3局は
上図137手までで、先手・羽生善治王位が勝利。
終局時刻は午後2時50分。
羽生王位が今シリーズ待望の初白星を飾り
番勝負成績は菅井七段の2勝1敗となりました。
【 終局直後 】
羽生王位
――この一局を振り返って、いかがですか。
▲6七角(31手目)と打ったのが
どれくらい利くかという将棋だったのですが
そうですね、判断がつきかねるような局面がずっと
続いていたような気がします。
31手目▲6七角。
上図での持ち駒
▲羽生王位: なし
△菅井七段: 角
――▲3五桂(65手目)から
攻めていった辺りはいかがでしたか。
65手目▲3五桂。
上図での持ち駒
▲羽生王位: 歩4
△菅井七段: 角、桂
そんなにはっきりとした
成算があったわけではないですが、ゆっくりとも
していられないので、動いていくしかないかなと
思っていました。
――そのあとの▲9七歩(93手目)辺りは
じっくりいかれたのかなと思ったのですが
終盤はいかがでしたか。
93手目▲9三歩。
上図での持ち駒
▲羽生王位: 銀、歩2
△菅井七段: 角、桂、香、歩
ずっと見通しが立たない感じの将棋だったので
最後に寄せの筋が見えて初めてよくなったかなと
思いました。
菅井七段
――菅井七段は、一局を振り返っていかがですか。
ちょっと序盤がよくなかったと思います。
――序盤のどの辺りでしょうか。
うーん……。具体的には難しいですけど
ちょっと序盤から苦しかった感じがしますね。
――そのあとは駒が上ずってしまう
展開になりましたが。
1日目の辺りで
だいぶ苦しそうなので、まずかったですね。
66手目△5ニ金。
(この局面で羽生王位が封じ手)
上図での持ち駒
▲羽生王位: 歩4
△菅井七段: 角、桂
――その後、終盤まではいかがでしたか。
いや、さすがに
あまりいいところがなかったです。
□□□
王位戦/第3局・一日目の所管
「冬の本場所」竜王戦へ。。
決勝三番勝負は松尾歩八段と対戦。。
羽生三冠、藤井四段を語る
□□□
藤井四段激戦譜(炎の七番勝負など)