開演予定は午後3時。。本日は第38回将棋日本シリーズ/2回戦「豊島八段-糸谷八段」
前回大会優勝及びタイトルホルダーに
賞金ランキング上位者を加えた計12名のトップ棋士が
全国各地を回りながら公開対局を行い優勝を目指す
伝統のトーナメント棋戦・JT杯将棋日本シリーズ。
今期の第38回大会も本日より2回戦がスタート。
前回優勝者の豊島将之八段が登場し、盟友にして
宿命のライバルとの一戦に臨みます。。
<第38回将棋日本シリーズ/2回戦>
豊島将之八段-糸谷哲郎八段
豊島八段の今期ここまでの成績は
12戦10勝2敗(.833)。順位戦はA級で開幕2連勝中。
前期、待望の棋戦初優勝とA級昇格を果たした
27歳の秀英は高い志のもと熱心に研究を積み重ね
立ち止まることなく今期のさらなる飛躍を目指します。
同世代のライバル・佐藤天彦名人が保持する
名人挑戦実現に向け足場を固め、勢いを加速するべく
JT杯ニ連覇もまた大きな目標であり試練となります。
その初戦で顔を合わせるのは
同じく奨励会の頃より一目置かれ将来を嘱望されてきた
「関西若手四天王」の一角を成す関西の怪童・糸谷八段。
文字通り、相手にとって不足なし。
おのずとモチベーションもマックスに跳ね上がる
運命の対戦が実現しました。
糸谷八段の今期ここまでの成績は
13戦8勝5敗(.615)。順位戦はB級1組で1勝。
その豪腕と神通力で
26歳の時に序列1位の竜王を獲得した糸谷八段。
しかし、順位戦ではA級昇格を豊島八段に先を越され
現在は追いかける立場となりました。。
前期、A級初参戦で初優勝の快挙を成遂げ
今期の名人戦に登場した関西の太陽・稲葉陽八段も含め
これからの将棋界は「関西若手四天王」の時代。
豊島八段、糸谷八段、稲葉八段の直接対決は
これまでの「羽生世代」対決のように、熱き名勝負とともに
歴史を刻む看板カードへと昇華して欲しいところであります。
気になる両者の対戦成績は
ここまで16戦して、豊島八段が13勝3敗と圧倒。。
現在も5連勝中と指し込みます。。
本日の対局舞台は糸谷八段の地元・広島。
ホームでの公開対局で一矢を報いることが出来るか
怪童の意地にも注目が集まります。
開演予定時刻は午後3時。
将棋界の今後を占うライバル対決をぜひ
ご堪能下さい。
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開幕戦は辛勝も
悲願の竜王挑戦へ王手。。
「冬の本場所」竜王戦へ。。
決勝三番勝負がいよいよ開幕。
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