第38回将棋日本シリーズ/2回戦「豊島八段快勝でベスト4進出」
【 投了図・114手目△7六金 】
投了図での持ち駒
▲糸谷八段: 飛、角、銀、桂、歩2
△豊島八段: 歩2
昨日、広島県にて行なわれました
注目の第38回将棋日本シリーズ/2回戦
「豊島将之八段-糸谷哲郎八段」の一戦は
上図114手までで、後手・豊島八段が勝利。
10手目△4四歩。
上図での持ち駒
▲糸谷八段: なし
△豊島八段: なし
戦型は「角換わり」模様の出だしから
豊島八段が上図の局面で角交換を拒み
定跡を離れた力戦模様の進行となりました。
39手目▲2四歩。
上図での持ち駒
▲糸谷八段: なし
△豊島八段: なし
豊島八段は現在、注目を集める
5筋を空けて二枚の銀を並べる「雁木」に構えると
糸谷八段は通常は7七の地点で囲いの上部を支える
銀を8八に引いて構える「菊水矢倉」を採用。。
互いに最先端の研究を思わせる駒組みから
糸谷八段が2筋から仕掛け、両者の意地が激突する
熱きねじり合いの幕が開きました。。
【 投了図・114手目△7六金 】
投了図での持ち駒
▲糸谷八段: 飛、角、銀、桂、歩2
△豊島八段: 歩2
しかし、終盤戦は豊島八段が圧倒。
8筋を起点に先手陣を切り崩すと、上図の局面をみて
糸谷八段は無念の投了を告げました。。
ソフトとの研究を主軸に据え
より攻撃的な棋風へと変貌を遂げた豊島八段が
ライバル対決を制し、ベスト4進出を決めました。
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運命のNHK杯は9月3日
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神童・藤井四段、15歳の夏は。。
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開幕戦は辛勝も
悲願の竜王挑戦へ王手。。
「冬の本場所」竜王戦へ。。
決勝三番勝負がいよいよ開幕。
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