本日より12月がスタート。。将棋界では「羽生世代」勇躍 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

本日より12月がスタート。。将棋界では「羽生世代」勇躍

第69期王座戦中継サイト

第70期二次予選トーナメント表

 

今日から師走、12月がスタート。。

コロナ時代2年目も足早に時が流れます。。

 

将棋界ではここに来て連日公式戦に登場を果たし

深みのある将棋で健在ぶりを見せつける「羽生世代」が

12月の幕開けを飾ります。。

 

<第70期王座戦・二次予選/1回戦>

 

森内俊之九段-増田康宏六段

 

 

 

まずは十八世永世名人・森内九段が登場。

関東期待の精鋭・増田六段との王座戦予選に臨みます。

 

森内九段の今期ここまでの成績は

16戦10勝6敗(.625)。順位戦はフリークラス。

 

直近の公式戦では盟友して永遠のライバルである

同世代の郷田真隆九段、佐藤康光九段と対戦し連勝。。

さすがの存在感を示しましたが、三浦弘行九段に黒星を喫し

本局が出直しの一番となりました。。

 

対します、増田六段の今期ここまでの成績は

21戦14勝7敗(.667)。順位戦はB級2組で4勝2敗。

 

増田六段は現在まだ24歳。

このところ目立ったインパクトは残せませんが

若手棋士の登竜門・新人王戦で2連覇を達成するなど

その才能は折り紙つき。。

 

本日の永世名人との対戦を

再浮上への一つのきっかけとするべく

若き秀英は静かに闘志を燃やします。。

 

気になる両者の対戦成績は

4年前に一度だけ実現し、その時は

森内九段が貫禄の勝利を飾りました。。

 

本局は増田六段にとっては

自身の進化を確かめる対局ともなりました。

 

本日はさらに、羽生世代が誇る

4人の名人のひとりである孤高の天才・丸山忠久九段と

「羽生世代」の異端児・先崎学九段も公式戦に登場。

 

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