YEAR END DISCUSSION | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

YEAR END DISCUSSION

「小山田圭吾氏と出来事の真相」を本日、視聴。

正確には「2021 SUPER DOMMUNE YEAR END DISCUSSION」

という大晦日から元旦にかけて行われたイベントの第1部なのですが

物凄く見応え聞き応えがあってグイグイと引き込まれました。。

 

 

 

小山田さんの東京オリンピック開会式の音楽担当発表から辞任に至る経緯と

ネット上での大炎上、そして当時の関係者の発言やその後の理解についてを

小山田さんの側に立つ方々が、時系列に沿って各々の言葉で掘り下げてゆく

その内容は時代の反省も含めて、実に考えさせらるものだったと思います。

 

前提として当然ながら「いじめ」が肯定されることは一切なく

問題となった部分は真摯な猛反省が必要で、そこの想いはみんな同じ。

それを踏まえた上での検証だったし、特に開始から1時間半前後からの内容

当時は見落としていた小山田さんの後悔の様子などが特に心に響きました。

 

昔、友人と一緒に発売した電子書籍でも書きましたが

私も当時、「ロッキングオン」はリアルタイムで購入してましたし

あの2万字インタビューは小山田さんの生い立ちから高校時代

そしてフリッパーズ時代の知らない話ばかりで衝撃を受けました。

 

あまりに興味深く、何度も何度も読み返したものですが

ただ、「いじめ」の記述の部分は当時から違和感があって

受け入れられるものではなかったですし、確かに2chでも

今でいう炎上は定期的にしていました。

 

もう25年に渡ってずっとくすぶり続けていた火種が

当時はなかったSNSで取り返しがつかない大炎上につながり

今にして思えば「あの時ああすれば」という後悔は尽きないでしょうが

繰り返しになりますが、ここは真摯に反省して向き合って欲しい。。

 

そして、今回のイベントではっきりと伝わった

小山田さんを誠実に理解しようとする関係者の方々のため

そしてその先で見守る多くのファンのためにも、またいつの日か

素敵な音楽を世界に届けて欲しいと願わずにはいられません。