羽生九段は残留に厳しく。。第80期A級順位戦/7回戦「斎藤八段、全勝で優勝に王手」
【 投了図・93手目▲8五角成 】
投了図での持ち駒
▲斎藤八段: 角、金、歩2
△羽生九段: 金、銀、歩
昨日行われました
第80期A級順位戦/7回戦の大一番
注目の「羽生善治九段-斎藤慎太郎八段」は
上図93手までで、先手・斎藤八段が勝利。
戦型は「相掛かり」
序盤から駒組みで先行し主導権を握った
斎藤八段が夕食休憩明けからの終盤戦を圧倒。。
羽生九段に見せ場を与えず、完勝を飾りました。
終局時刻は午後10時4分。
この結果、斎藤八段は開幕無傷の7連勝で優勝に王手。
残り2戦を残してプレーオフ以上が確定し、12日に対局が予定される
糸谷哲郎八段が7回戦を落とすと、2年連続の名人挑戦が決まります。。
一方、慎重な出だしに勝利への執念が垣間見えた
羽生九段は痛恨極まる黒星で2勝5敗となり負け越しが決定。。
A級残留へ後のなくなる、厳しい新年の幕開けとなりました。。