頂上決戦。。本日より、第71期王将戦7番勝負/第1局開幕 | 柔らかい手~個人的将棋ブログ

頂上決戦。。本日より、第71期王将戦7番勝負/第1局開幕

第71期王将戦特集ページ

 

4連覇を目指す渡辺明王将に

充実の神童・藤井聡太四冠が挑戦する

第71期王将戦7番勝負。

 

将棋界に新年の幕開けを告げる伝統のタイトル戦が

いよいよ本日、開幕の時を迎えました。。

 

 

渡辺王将の今期ここまでの成績は29戦18勝11敗(.621)。

王将とともに名人と棋王と合わせて三冠を保持して新年を迎えました。

 

春の名人戦は斎藤慎太郎八段に貫禄の勝利を重ねて防衛達成。

しかし、続けて挑戦した棋聖戦では今回の挑戦者でもある藤井四冠の前に

見せ場を作れず、開幕3連敗のストレート負けを喫しました。。

 

2月には永瀬拓矢王座の挑戦を受ける棋王戦の開幕も控えますが

まずは天敵である藤井四冠へのリベンジ戦でもある王将戦の番勝負。。

藤井四冠の独走ストップを託された、「羽生世代」の次の時代の絶対王者へ

将棋関係者、そしてファンからの大きな期待と注目が集まります。。

 

対します、藤井四冠の今期ここまでの成績は

55戦45勝10敗(.818)。順位戦はB級1組で8勝1敗。

今期は棋聖と王位の防衛を達成し、叡王と竜王の奪取に成功。

圧倒的な内容で四冠を保持し、将棋界の頂点に躍り出ました。

 

ここまでのタイトル戦は

渡辺王将との棋聖戦の後、豊島将之九段に3連勝を飾り

現代将棋界が誇る最強ツートップを一蹴したことで、もはや

「全冠制覇」が最も身近で現実的な目標となった藤井四冠。

 

プロも舌をまく桁違いの終盤力を武器に

AIとを駆使した超高精度の研究で他の追随を許さない

今年20歳となる藤井四冠に死角は全く見当たりません。。

 

気になる両者の対戦成績は

ここまで10戦して、藤井四冠が8勝2敗と圧倒。。

しかし、直近の対局で渡辺王将が連敗を「5」で止め

心機一転、番勝負に臨みます。。

 

王将戦棋譜利用のガイドライン

 

現在、連盟の王将戦のページには

棋譜利用のガイドラインが消えていますが

王座戦のページには昨年の内容そのままの

ガイドラインが掲載されています。

 

ということで皆様、昨年に続きまして

王将戦はSNS等での棋譜の利用、再現、呟きは

一切禁止されたままと理解した方が無難ということで

将棋界の今後を占う頂上決戦を静かに見守りましょう。。