第３０期竜王戦７番勝負/第１局「終局直後」
【 投了図・９５手目▲７七玉 】
投了図での持ち駒
▲羽生棋聖： 歩３
△渡辺竜王： 金、銀、香、歩
昨日、決着をみました
「冬の本場所」第３０期竜王戦７番勝負/第１局は
上図９５手までで、先手・羽生善治棋聖が勝利。
終局時刻は午後４時２８分。
序盤から積極的な指し回しで形勢を鷲づかみにした
羽生棋聖が見事、開幕戦白星スタートを決めました。
【 終局直後 】
羽生棋聖
―― 勝利の感想を。
ちょっと苦しいと思って
手応えのないまま指していました。
―― 封じ手の前後でしょうか。
４１手目▲２五飛。（羽生棋聖の封じ手）
上図での持ち駒
▲羽生棋聖： 歩
△渡辺竜王： 歩
あまり戦果がなかったので
仕掛けがちょっと速かったかもしれません。
封じ手のところは悪かったと思います。
―― 飛車先を交換しない相掛かりでしたが
作戦でしたか。
９手目▲５八玉。
上図での持ち駒
▲羽生棋聖： なし
△渡辺竜王： なし
最近、公式戦でも指されているので
やってみようかなと。どういう展開になるかは
手将棋なので、わかっていなかったです。
―― どのあたりで手応えを感じましたか。
▲２四歩（77手目）と打って
面白くなったんじゃないかと思いました。
７７手目▲２四歩。
上図での持ち駒
▲羽生棋聖： 金、歩４
△渡辺竜王： 飛、銀２、香、歩
―― 第２局の大船渡に向けて抱負を。
コンディションを整えて
いい状態で次の対局を迎えたいと思います。
渡辺竜王
―― 本局を振り返って。
いきなり激しくなったのですが
細かい読み抜けがあって。ちょっと、どの手がまずかったか
わからないのですが、気がついたら悪くなっていました。
―― 封じ手のあたりは。
４０手目△３四歩。
（この局面で羽生棋聖が次の手を封じる）
上図での持ち駒
▲羽生棋聖： 歩２
△渡辺竜王： 歩２
互角ぐらいかなと思っていたのですが、見通しが立たないので。
今日、どういう展開になるのかなと。手が広いところなので。
―― 第２局以降の抱負を。
すぐ来週あるので、切り替えてやりたいと思います。
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竜王戦/第１局終局直後の感想
竜王戦/第１局・一日目の所感。。
「冬の本場所」竜王戦は宿命の対決
