大一番。。本日、第43期棋王戦5番勝負/第4局
6連覇を目指す渡辺明棋王に
次世代のオンリーワン・永瀬拓矢七段が挑戦する
「年度末の風物詩」第43期棋王戦5番勝負。
ここまで3局を消化し、渡辺棋王が2勝1敗とリード。
タイトル防衛に王手を掛けて迎えた大一番/第4局が
本日、東京都千代田区「都市センターホテル」にて開幕。。
渡辺明棋王の今期ここまでの成績は
45戦20勝25敗(.444)。順位戦はA級で4勝6敗。
今期は春先から調子が上がらず低空飛行を繰り返し
羽生善治二冠の挑戦を受けた竜王戦では見せ場無く完敗。
1勝4敗の成績であっさり失冠すると、順位戦でも急所を外し
8年守ったA級から衝撃の陥落と散々なシーズンを過ごします。
加藤一二三九段の大ブレーク、藤井聡太六段の快進撃
そして、羽生竜王の国民栄誉賞受賞と空前の活気に包まれる
将棋界の中心からすっかり蚊帳の外となりましたが、最後の砦
棋王戦防衛だけは譲れない大勝負、気合が入ります。
対します、永瀬七段の今期ここまでの成績は
52戦40勝12敗(.769)。順位戦はC級1組で9勝1敗。
真摯で圧倒的な研究量に裏打ちされた
独特の勝負論、将棋観で他の若手とは一線を画す
若き勝負の鬼・永瀬七段にとってもカド番で迎えた本局は
真価の問われる正念場。
本調子ではない渡辺棋王との番勝負は
初タイトル奪取の大きなチャンスでもあり、何としてでも
カド番を凌ぎ、最終戦につなげたいところであります。。
気になる両者の対戦成績は
ここまで9戦して、渡辺棋王が7勝2敗と大きくリード。
しかし、大詰めを迎えた棋王戦/第4局は激戦必至。。
年度末を彩る大一番をぜひ、お見逃しなく。
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NHK杯/決勝では山崎八段が天才の煌き
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王将戦の悔しさはプレーオフで。。
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NHK杯では山崎八段、躍動
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「将棋界の一番長い日」は劇的なフィナーレ。。
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美しき挑戦は叶わず。。
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