第７６期名人戦７番勝負/第６局・二日目「羽生竜王の封じ手△３一玉から」
３連覇を目指す佐藤天彦名人に
通算１００期目のタイトル獲得が懸かる「永世七冠」
羽生善治竜王が挑戦する、第７６期名人戦７番勝負。
ここまで５局を消化し、佐藤名人が３勝２敗とリード。
タイトル防衛に王手をかけて迎えた大一番/第６局が
昨日より、山形県天童市「天童ホテル」にて開幕。。
第６局の先手は佐藤名人。
勝てばその瞬間、名人位３連覇が決まる
本局の初手は飛車先を突く▲２六歩から。。
２手目△６ニ銀。
上図での持ち駒
▲佐藤名人： なし
△羽生竜王： なし
対します、カド番でもう後のない
羽生竜王は２手目に△６ニ銀と趣向の一手を投入。
大一番は意外なスタートとなりました。。
７手目▲２四歩。
上図での持ち駒
▲佐藤名人： なし
△羽生竜王： なし
飛車先も角道も保留したまま駒組みを進める
羽生竜王に対して、あくまでも自然な手を重ねる
佐藤名人は、上図で飛車先２筋の歩を突き合わせ
淡々と仕掛けを開始します。。
【 一日目終了図・４３手目▲４七銀 】
上図での持ち駒
▲佐藤名人： 歩２
△羽生竜王： なし
佐藤名人が二枚の歩を手持ちとすると
羽生竜王は先手の飛車を標的に駒を盛り上げ、しかし
すぐの開戦には至らず、盤上は落ち着いた進行に。。
双方、自陣の駒組みに取り掛かり
佐藤名人が銀を４筋に繰り上げた、上図の局面で
羽生竜王が次の手を封じて、一日は終了となりました。
一夜が明けて
迎えた本日、決着の二日目。。
４４手目△３一玉。
上図での持ち駒
▲佐藤名人： 歩２
△羽生竜王： なし
注目の羽生竜王の封じ手は△３一玉。
まずは本命の一手から、二日目はスタートしました。。
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名人戦/第６局・一日目の所感
大一番の舞台は天童。。
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いきなり藤井七段登場、そして衝撃。。
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棋聖戦/第２局終局直後の印象
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叡王戦はお先に決着。。
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実現なるか、東海将棋会館。。
