足つぼ入門 / 03 マップの読み方
03 · Reading the map
足裏マップの読み方
反射区は30か所以上ありますが、丸暗記する必要はありません。足の裏に、体を立てたまま重ねる——この一枚の見立てさえ入っていれば、だいたいの場所は推測できます。
縦の並びはこうです。足の指が頭と首。指の付け根の帯が肩。母指球(指の付け根のふくらみ)が胸と肺。土踏まずが内臓。かかとが骨盤と腰。上にあるものは上に、下にあるものは下に。それだけです。
横の並びも同じ理屈で、足の内側(親指側)が体の中心線、外側(小指側)が体の外側にあたります。だから背骨のラインは足の内側のふちに、肩・ひじ・ひざといった手足の関節は外側のふちに並びます。土踏まずの内側寄りに胃や膵臓が、外側寄りに肝臓や脾臓が来るのも、体の中でのだいたいの位置と同じです。
そして左右。ここが足つぼでいちばん実用的なポイントです。体の中に1つしかない臓器は、体の右にあるものは右足に、左にあるものは左足にしかありません。肝臓と胆のうは右足だけ。心臓と脾臓は左足だけ。両方にあるのは、左右にある臓器(肺、腎臓、副腎)と、体の中心にあるもの(背骨、膀胱、小腸)です。マップの足の切り替えボタンを押すと、この違いがそのまま図に出ます。
目印の探し方
図の座標を写すより、自分の足の凹凸で覚えるほうが早く、ずれません。
- 親指の付け根のくびれ:ここが「首」。指を曲げるとしわが寄る線。ここから上が頭部、下が体、という境目になります。
- 指の付け根の関節の並び:4本の指の付け根を横につないだ線のすぐ下が「肩の帯(僧帽筋)」。押すと痛い人が多い場所です。
- 足裏を丸めたときにできる、いちばん深いくぼみ:ここが「腎臓」のあたり。土踏まずのほぼ中央です。ここを起点に、上に副腎、内側の下へ輸尿管・膀胱がつながります。
- かかとの硬い面:骨盤・腰まわり。皮膚が厚いので、他より少し強めでちょうどよくなります。
- 内側のふちの骨のライン:親指の付け根からかかとまで、骨にそって指を滑らせられる線。これが背骨のラインです。上から首・胸・腰・仙骨の順。
「順番」があるもの
単独で押すより、つなげて流すのが定番になっている組み合わせがあります。
- 腎臓 → 輸尿管 → 膀胱:足つぼの基本の型。土踏まず中央から、内側のかかと手前へ。下向きの一方向で。
- 胃 → 膵臓 → 十二指腸:土踏まずの内側を、上から下へひとつづきで。
- 大腸は右足から左足へ:右足の外側を下から上へ、内側へ折れて、左足に移って内から外、外側を下へ。腸が進む向きと同じです。
足裏だけが足つぼではない
この地図は足の裏(と、内側・外側のふち)を扱っていますが、実際のリフレクソロジーでは足の甲、くるぶしのまわり、アキレス腱、ふくらはぎまでを含めます。とくにふくらはぎと足首は、立ち仕事やデスクワークのむくみに対しては足裏より手応えがあります。足裏を押し終わったら、足首を左右に10回ずつ回して、ふくらはぎを下から上へさすって終わる。これを毎回の締めにしておくと、全体がつながります。