Cosmo / 15 調査の始め方
15 · Start & Research
宇宙ビジネス調査の始め方——最初の一週間
最初から市場規模の大きな資料を作る必要はありません。まずは誰の、どんな困りごとを、何で改善するかを一文にします。宇宙は目的ではなく、通信・観測・測位・輸送などを実現する手段として置きます。
情報は、法令や政府・宇宙機関の資料、規格、事業者のサービス仕様、顧客への聞き取りに分けます。ニュースや市場レポートは入口になりますが、更新日と定義を確認し、重要な判断は一次情報まで戻ります。
7日で作る、最初の調査メモ
- 1日目:顧客・課題・成果物を一文で仮置きする。
- 2日目:地上の代替手段を3つ集め、現在の費用・時間・精度を比べる。
- 3日目:必要なデータ、回線、機器、軌道、更新頻度を書き出す。
- 4日目:許認可、電波、輸出管理、データ利用条件の担当窓口を確認する。
- 5日目:顧客候補3人に、提案せず今の作業と困りごとを聞く。
- 6日目:分かった事実、未確認の推測、反証された仮説を分ける。
- 7日目:次に最小費用で確かめる実験を1つ決める。
1ページに残す項目
- 顧客と利用場面、現在の代替手段、支払う理由
- 必要な性能と、現時点で満たせない条件
- 根拠URL・公開日・確認日、数字の定義と単位
- 許認可・契約・安全面の未確認事項
- 次の検証、担当、期限、止める条件
日本での公式入口
- JAXA 新事業促進部 — 事業化支援や公募・イベント情報
- 内閣府:宇宙スキル標準 — 技術・事業開発に必要な役割とスキルの整理
- 内閣府:許認可の申請手続き
内容確認:2026年7月22日。募集要項・制度・連絡先は利用時に再確認してください。